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ぶんかぶ!放送日誌

FMとよみ(83.2MHz)で月曜14時から放送中の「ぶんかぶ!」担当の人の日誌

文学を楽しむ 1205

 

寒くない12月を迎えて1発目!NAHAマラソン終えて次の日の放送でしたが

大絶賛風邪引きでお届けしました 超鼻声 

バカは風邪引かないとか言いますしこのことで糸数がバカではないことが証明されてよかったね!!!!(ポジティブ)

・・・お聞き苦しい放送で申し訳ありませんでした。

 

あと、この日は大好きなイエスタこと Yellow studsさんの曲をやっと流せたので嬉しかった。

イエスタさんとの出逢いは母校の学祭でのライブだったのですが、ライブにめっちゃくちゃ感動したにもかかわらずそのときはお金がなくって物販でバッジを買うことしかできず・・・社会人になってようやくCDを買えました。感無量。今でもその時のバッジは自宅のアコギのケースに大事につけてます。

 

 

この日はテーマが「(好きな)小説」だったので、本の処方箋を拡大版でお届けしました。

ミステリー好きって本好きが一度は通る道なのか?とか

『文学好き』にあこがれて「我輩は猫である」とか「細雪」を読み始めるも挫折しましたみたいな話とかしつつ

以下の本を紹介しました。

梶井基次郎「檸檬」より「桜の樹の下には

梶井基次郎 桜の樹の下には

森見登美彦「【新釈】走れメロス 他四篇」

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桜の樹の下には』はあの桜の根が「貪婪な蛸の足のように」「透明な汁」を滴らせながら「生き物の死体」を吸っている描写がホントにエロスで最高です。超短編なのでぜひ。ラジオでも散々語りましたが、「生きること」は美しいがゆえに恐ろしくそして本来的には醜いはずだ(でもそこがエロい)!みたいな梶井基次郎の暗く変態的な価値観がとても好き。

美しい筆致でクソ暗い話を書いてる梶井さんほんと根暗だなと思うしたまんねえなと思います。

 

【新釈】走れメロス 他四篇』は、もりみー(こと森見登美彦)節爆発の文学リライト作品!原作知ってても知らなくても楽しいエンタメ小説です。放送でも言ったんですが、イチオシは一番最初に収録されている「新釈 山月記」です。『臆病な自尊心と尊大な羞恥心』をうまく料理して、笑える現代のアホ大学生に当てはめるその手腕の素晴らしさよ・・・。あとやっぱり森見さんの文章はテンポが良くて声に出して読みたくなるのが素敵です。コントだもんね最早ね。

 

あとは夢野久作さんの「きのこ会議」もチラっと紹介しましたね。

夢野久作 きのこ会議

救いも正義もない不条理さがツボです。

あとは夏目漱石の「夢十夜」も!

夏目漱石 夢十夜

夢十夜は毎夜毎夜テイストの違う美しく恐ろしい幻想的な世界が広がる感じがほんと素敵。一夜ほんとすてきなんだよ~~~~1つ1つは短いからぜひ読んでみてください・・・!

 

「文学」って言うと難しい感じがするのですが、読みやすい、入門向けのものはいっぱいあるので(私はその門のところでずーっと止まってますけど)ぜひぜひ足を踏み入れて沼にはまって、より一層皆様の読書の幅が広がることをお祈り申し上げます・・・!

 

あと、読解力(読書力)のレベル上げについてわかりやすく解説している記事を最近見つけましたので紹介しておきます。

www.e-aidem.com

ライターの上田啓太さんですが、この方6年間引きこもっている間に色々な実験をしていて、その体験に基づいたお話を色々書かれています。

この記事以外もすごくおもしろいのでぜひ。おすすめはこちら

【上田啓太】自己啓発書=アルコール説 - イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」

 

【上田啓太】読むことは食べること/「言葉の断食」で思考を静かにしてみよう - イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」

 

次回のテーマは「恋バナ」です。

そういうのは不得意なくせに頑張りました。でも結局恋愛をテーマにした作品の話になります。

 

◆1205放送分楽曲◆

・鳴らせ/ Yellow studs

・view / スキマスイッチ